今年も「花見会」に参加しました!~警察と医療の大事な交流の場~

町田です。
新年度も1週間たちました。僕自身は救急外来当番でいつも昼ご飯が食べられないほど忙しい日々が続いていますが、新スタッフの皆さんもすでに救急外来や集中治療室で一生懸命頑張ってくれています!もちろん救急の仕事は消防とともに活動することが多いのですが、実は警察とも一緒に同じ事案を対応することも多いのです。

僕も救急の世界に入りすでに10年を過ぎましたが、いろいろな場面で多くの方々から「どうして群馬は警察との連携がうまくいっている?」と聞かれることが年々多くなっていることを感じています。これは本当にうれしい質問です。
特に救急医は「生」と同じくらい「死」に対して向き合わないといけない場面が多く、そこでは警察と協働しないといけません。その際に大切なことは「警察と医療は物事の解決のアプローチが異なっていても“市民の命のために”というゴールは全く同じ」であるとお互いの業務を尊重することです。


毎年桜の時期に(今年は早く散り始めてしまいましたが)群馬県警(検視・交通鑑識・科捜研)、群馬大学(法医学)、そして当院(救命センター)が一同に集まって交流を深める機会があり、今年は4月4日に「平成30年花見会」が開催されました。
ちなみに花見については以下のエピソード(諸説あり)が・・・
もともと花見は平安時代貴族の遊びだあったが、江戸時代に八代将軍徳川吉宗が、物価上昇などで不満を募らせた庶民を相手に、無礼講の花見を公認したとのこと。

警察と医療もそれぞれの立場でときとして意見が対立することがありますが、桜の時期にお互いの思いを腹を割って話して顔の見える関係を作っていこうという機会が、この群馬県ではもう10年近く続いています。
当院からは中野院長、中村センター長、宮崎部長に加えて町田、そして今年度から仲間入りした中林先生が参加しました。特に中林先生はもともと小児の専門性を持っていて、特に小児の特殊例(虐待、小児死亡など)に関してしっかりとした原因究明ができるように、警察との連携をさらに強化するために重要な機会となったようです!
初参加の中林先生から一言・・・小児領域でもさらに連携強化を!

そして今年は花見会の後に2次会がおこなわれ、警察の7名の方と一緒にさらに交流を深めました。ちまみに一番盛り上がったネタは「血液型」!科捜研に関わる話ではなく「血液型と性格」について、予想通りB型3人(僕の入っています(笑))でぐいぐい話を盛り上げて本当に笑いっぱなしの楽しい時間になりました。
もちろん終電がなくなる前にしっかり解散!「明日の仕事もきっちり頑張りましょう」とあいさつして各々家路につきました!

コメント

  1. 一文字違い2018年4月8日 10:10

    ページビュー200万件突破、おめでとうございます。
    昨晩見た時は、199万台だったので、まだ大丈夫と思ったのですが、今見たら200万を超えていました。
    200万丁度をを狙っていたのに、ちょっと残念。
    これからも楽しみにしています。

    返信削除
  2. 一文字違い様
    Web担当の伊藤です。
    コメントありがとうございます。
    これからも精進して更新していきたいと思います。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    返信削除

コメントを投稿

コメントは管理人が確認の上、公開の判断をさせていただいてます。状況によっては公開まで数日頂くことがありますのでご了承お願いします。

このブログの人気の投稿

新年度集合写真

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

タカラトミーさんが当院を取材