“ゴジラくるー?”~「統括DMAT研修」の受講報告~

劉です。
978日にかけて東京保健医療大学(東京の立川)で統括DMAT研修を受けてきました。

東京の立川はもし都内で災害が起こったさい、霞が関の機能が消失した場合の予備の対策本部として機能する施設があり日本においては非常に重要な場所であります。かの「シン・ゴジラ」でもゴジラに霞が関を焼け野原にされたあとに使用していました。


あの映画は非常によくできているから良く見るようにとインストラクターがおっしゃっておりました。
息子も「シン・ゴジラ」にはまっており、特に第一形態から第二形態に進化する場面が好きらしく「ゴジラ、しゅんかした?!ゴジラしゅんかした!」と叫びまくっていました。なめまわすように毎日1日数回見た結果、ゴジラDVDは破壊されました。


さて、DMATは災害・事故現場および被災地域にいち早く出動し災害の超急性期から医療を提供する医療チームです。最近ではドラマや漫画でも取り上げられており少しずつ知名度は上がってきているのではないでしょうか。
統括DMATはその中でも1割ぐらいの人しか持っておらず、役割はその名の通り統括、つまり本部の指揮を担う役割です。医療チームといいながらその実情は戦略家です。
県、市、拠点病院のそれぞれに入り病院サポートの体制を作り上と横と下と連携を取りながらその指揮をとる役目を担います。
前橋赤十字病院の名は災害の世界では全国に知られており、その役目の大きさと偉大さを再確認しました。(飲み会で。)


この統括DMAT研修を受けてDMAT研修の時には見えてこなかったものが非常によく見えるようになってきたと感じています。
日本は災害が起こります。日本の歴史は大なり小なり災害との闘いといえるでしょう。今もいつ首都直下型地震、南海トラフ巨大地震が起こるかわかりません。強固な事前準備が必要です。それでもいざ起こった時は、現場は非常に混乱するでしょう。帰ったら妻と息子と災害時はとよくシュミレーションしようかと思います。
でも、地震が起こったら息子はきっと「ゴジラくるー?」と言っていることでしょう。

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