判断力、機動力、チーム力が命を救う!~「臨床研修医ワークショップ@帯広」~

町田です。
先月末に夏休みをいただき地元北海道でのんびりしてきました。その期間中に帯広で開催されていた「JA北海道厚生連 臨床研修医ワークショップ」の特別講演に講師として参加させていただきました。
会場の帯広厚生病院
 
北海道の各地から集まった初期研修医の先生方に対してどのような話をすればよいかいろいろ悩みましたが、自分がドクターヘリや災害医療の経験した中から「患者や被災者の方々とどのようにかかわっていくのか?」を一緒にかんがえてみようと思いました。
そこでテーマは「判断力、機動力、チーム力が命を救う!」とさせていただき、医師として何ができるか?そのためには何が必要か?約1時間お話をさせていただきました。

 
患者さんはつらいので病院に来ます。そのつらさを和らげてあげるのが医療者の一番の役割であり、そのために医療スタッフが同じ目的のために協力していかないといけません。
患者さんに対して何ができるか判断し、その判断に対して迅速に行動に移し、チーム一丸で対応する・・・言葉で書くには簡単なことですが、実行するためにはいつもいつも繰り返し行わないといけません。そのことを繰り返すことによってはさらに決断力、技術、そしてリーダーシップが備わっていくと僕は思っています。
 
そんなまったく学術的な要素はなく精神面を前面に押し出した講演となってしまいましたが、講演後に多くの先生方からご質問を頂いたり、その後の懇親会では日付が変わるまで盛り上がりました。
 
 
地元になかなか貢献していませんが、このような機会をいただき北海道で活躍している若手の先生方に刺激を与えることで少しでもお役にたつことができればうれしく思います。
尚、次は9/19に北見で救急・災害医療に関してお話しさせていただきます。関係者の皆様、よろしくお願いします。

今回の講演で僕を推薦していただいた福士さんと
座長をしていただいた山本先生とともに・・・



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