「群馬Local-DMAT研修」に参加しました!

こんにちは、佐々木です。
78日、9日、「第5回群馬Local-DMAT研修」に参加してきました。

DMATとは、災害派遣チームのことで、「Disaster Medical Assistant team」の頭文字を取った略称です。
本来は医師、看護師、リハビリ、放射線技師等の業務調整員から構成されるチームですが、今回の群馬local DMATは消防隊や救急隊も参加をして頂き、より臨場感に溢れた訓練となりました。


トリアージの方法やトリアージタグの記入のお約束、無線機使用のお約束など、様々なお作法について学びました。
災害時の現場はパニックです。共通したルールのないトリアージ法やトリアージタグの記入方法、自己流の無線機の使用方法により、混乱した現場はさらに混乱します。被災した方を助けるために集まったパワーを有効に活用すべく、ルールの遵守は必須だと学びました。

座学後には実践的な演習も行いました。
各論として、トリアージ法やタグの記入、無線機の使用を実践演習した後、総合的な訓練を行いました。刻一刻と変化する状況に臨機応対応しつつも、command & control(指揮命令系統)を崩さないことが大事と実感しました。


 
どうして、ルールだルールだ、規則だなんだ、指揮命令系統だの言っているんだ、特殊な状況だからこそ、臨機応変さが大事ではないか、そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
 
こうして、様々なルールや仕組みができてきたのは、これまでの災害から得た反省がもとになっているそうです。阪神淡路大震災、JR福知山線脱線事故、東日本大震災…最近では2014年の関越道バス事故において、DMAT出動に2時間かかったことにより、群馬ルールが作られました。
 
“常にベストを尽くし、必ず振り返り反省し、これまでずっと進化し続けてきた災害対応。”
 
これから自分に出動する機会があった時には、今回学んだことを生かして全力で対応し、反省を今後の進化につなげる活動ができるよう、精進したいと思います。

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