しっかりと暑さ対策をしましょう!~32度を超えるとドクターヘリ要請が急増・・・~

町田です。
九州北部の大雨豪雨による被害は日がたつごとに悲しいニュースが聞こえてきて本当に心苦しく感じています。亡くなられた方の冥福を心からお祈りするとともに、まだ連絡がとれていない方々が無事であることを願っています。また災害救護活動にあたっている関係者の皆様が安全の活動できることも心より願っています。

今週末は大雨被害の状況を気にしつつ、群馬県Local-DMAT研修が行われていました。
研修の詳細についてはまた後日報告しますが、研修中にも実際に県内で局地災害モードが発生することがありましたが、ドクターヘリ広域連携による隣県からの多大なるご協力や研修中を守ってくれている若手スタッフの頑張りで乗り切ってくれました。


ところで7月に入りまだ梅雨明けをしていないにも関わらずさらに暑さを増している群馬県です。ここ数日で館林は恒例の体温より高い最高気温を記録しており、前橋も研修が行われたここ2日間は最高気温35度を記録していました。

以前よりなんとなく気温が高い日はドクターヘリ要請や救急外来受診者数が増えていることが気になっていましたが、今月はその様子が如実に表れています。特に今年度のポイントは「32℃」のようです・・・
<7月の最高気温(前橋市)とドクターヘリ要請数>
1日 23度  0件
2日 33度  11件
3日 33度  5件
4日 27度  1件
5日 33度  6件
6日 31度  1件
7日 33度  7件
8日 35度  7件
9日 35度  7件
ちなみに7月以外で今年度32度を超えた日は5月に3日間あり、それぞれ6件,4件,6件の要請がありました。今日の時点で今年度は1日あたり3.6件の要請があり、32度を超した日はすべて平均値を上回っています。

ちなみに群馬県は人口10万当たりの熱中症の人数はそれほど多くありません。
夏は35度を超える日が続き、冬は強い北風にさらされている環境の中で、自然とわれわれ医療スタッフも鍛えられているようです!群馬県ドクターヘリのスタッフはかなりタフですよ!!
でも僕たちが熱中症になって患者に迷惑をかけないように気を付けて活動します。ちなみに明日の予想最高気温も32℃超え・・・

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