恩師との再会と突然の依頼!~特別講演「ドクターヘリと他機関との連携」~

町田です。
昨日は名古屋で開催されていた「日本集団災害医学会学術集会」に参加したことを報告しましたが、学会終了後にまっすぐ群馬には戻らずに三重県に足を伸ばしました。

三重県は昨年の年始休み(夏休み扱いでしたが・・・笑)でサミットが行われた志摩や伊勢神宮に出かけましたが、県庁所在地がある津市には立ち寄ったことがありませんでした。
今回の目的は、先日新聞紙面上でご一緒させていただき、僕が大学病院勤務時代の医局の上司であった三重大学医学部附属病院救命救急センター長の今井教授に会いに行くことでした。
三重大学屋上ヘリポートにて今井教授とともに・・・

実際に会うのは学会終了後の翌日でしたが、津に入った夜に同大学の石倉先生より懇親会のお誘いを頂き、急な話であったにもかかわらずなんと今井教授も駆けつけていただき、思い出話から災害時の対応の話などいろいろな話でもりあがりました。
 
 

翌日はせっかく三重に足を伸ばしたので「いろいろ抱えていることがすっきりするように」と祈りを込めて伊勢神宮に足を運びました。この時も三重大学のスタッフの方がお休みを使って案内していただき、本当に楽しい小旅行となりました。


夕方になって大学病院にお邪魔させていただき、学会中に今井教授に突然依頼を頂いた特別講演を行うこととなりました。
先日の伊勢新聞で取り上げていただいた防災ヘリの活用や災害時のヘリ対応の話題について、お忙しいところ救命センタースタッフ、ドクターヘリ運航スタッフに約1時間ほどお話しさせていただきました。



実際に大学病院ヘリポートから景色を見ると目の前に海が迫っており、大規模地震が発生した時の対応についていろいろ考えさせられました。今回急な講演依頼でなかなかまとまった話にならなかったところもありましたが、万が一何か起こったときに少しでもお役にたっていただければ幸いです。
あらためて平時の救急医療で行っていないことを急に災害時に行うことは難しいと思います。他機関との平時との連携が災害時に必ず役に立つと信じています。

最後に、急な訪問にもかかわらず今井教授をはじめ三重大学の皆様のあたたかいおもてなしに心より感謝いたします。

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