『第44回日本救急医学会総会・学術集会』に参加しました。vol.1~当院からの演題発表一覧~

11月17-19日の3日間にわたって開催された第44回日本救急医学会総会・学術集会において、当科より9人(院長含む)のスタッフが参加し2座長+9演題発表をさせていただきました。

前橋赤十字病院 集中治療科・救急科の特徴を表しているかのように、災害医療、TBSS、ECMOなど多岐にわたる領域での演題登録となりましたが、全国から参加された皆様に貴重なご意見を頂く機会を得たことに心より感謝いたします。


当科からの参加状況は以下の通りです。
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中野 実 院長
・シンポジウム関連セッション「メディカルコントロールにおいて,救急医学会指導医,専門医,後期研修医が果たすべき役割は何か?~MCの未来への挑戦~」
座長

中村 光伸 センター長
・特別セッション「平成28年熊本地震」
『熊本地震では何ができたのか?-ヘリコプターの動態監視システム-』
・特別セッション「平成28年熊本地震」ポスター
座長

町田 浩志
・特別セッション「平成28年熊本地震」ポスター
『平成28年熊本地震における参集ドクターヘリ群の活動概略』

鈴木 裕之 
・シンポジウム関連セッション「本邦の重症呼吸不全に対するECMOを成功させるために何が必要か?」
『post-intensive care syndrome(PICS)回避,早期社会復帰を目指した重症呼吸不全に対するawake ECMO管理』

堀口 真仁
・ポスター「中毒」
『遅発性に重症化したクロルフェナピル中毒の一例』

小倉 崇以
・パネルディスカッション「大量輸血を再考する-Massive transfusion protocolは本当に使えるのか?」
『Traumatic Bleeding Severity Score(TBSS);外傷性出血重症度判定と大量輸血療法開始基準としての運用』
・パネルディスカッション「本邦の重症呼吸不全に対するECMOを成功させるために何が必要か?」
『ECMOセンター設立:地域連携と広域連携』

錦見 満暁
・パネルディスカッション「蘇生ガイドライン2020への挑戦」
『蘇生後低酸素脳症の低体温療法施行前の神経学的予後予測法の確立に向けて:CAST score』

橋本 慧美
・ポスター「中枢神経・画像診断」
『嘔吐・下痢に伴う意識障害を繰り返し,神経核内封入体病の診断に至った1例』

伊藤 鮎美
・ポスター「中枢神経・画像診断」
『重症軟部組織感染症に可逆性後頭葉白質脳症(PRES)を合併した一例』


(当院研修医からの発表)
丸山 潤
・ポスター:ER(中枢神経)
『経口避妊薬内服歴のある健常女性において静脈洞血栓症を呈した一例』
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また以前当科でともに働いていた仲村佳彦先生(福岡大学)がランチョンセミナーの講師を務めていらしたり、畠山淳司先生(横浜みなと赤十字病院)の発表しているお姿もお見かけしました。

さらに当科でたすき掛け研修を行った一色雄太先生(群馬大学)、西村朋也先生(旭川赤十字病院初期)、中野考英先生(群馬大学医学部附属病院)も発表されていました。


尚、本学会学術集会へのより詳細な参加報告は、堀口先生より明日アップする予定です。
乞うご期待!

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