今年度も始まりました!~教職員対象エピペン&AEDコース~

町田です。
前橋地区養護教諭部会からご依頼を頂き、一昨年から前橋市内高等学校に「教職員対象エピペン&AED講習会」を開催しています。初年度の3校から始まり、昨年度は7校で開催しました。

そして今年度も7校からご依頼を頂き、さっそく5月16日に今年度の講習会がスタートしました。なんとその高校は3年連続での開催です。
教職員の皆様はかなりご多忙であり、その中で1時間の時間を頂いて「AED」と「エピペン」の講習を行います。かなり内容と時間のアンバランスがありますが、本来であれば半日はかけたいような内容をいかに1時間で伝えられるか・・・ここは指導側の企画と運営にかかっています。




実際には講義を行った後に実際に実技を行います。
AEDに関しては、日本における救急車の平均到着時間の約8分間、5-8人のチームで絶え間ない胸骨圧迫と確実なAEDの使用を行ってもらいます。ここで大切なのはチームワーク!職場の上司、部下の関係を超えて助け合い励ましあう姿がいつも見られています。
エピペンに関しては、実際にトレーナーを使用してエピペンを打つ練習をしてもらいます。本当に重症な患者さんでは自分でエピペンを投与することができません。そこで周囲にいる人が打ってあげられるかどうかが大切になります。その不安を解消に勇気をもって打てるように、教職員同士で打ち合ってもらいます。

学校の教職員の方々は生徒の大切な命を預かっているだけあって、いつも真剣に講習会に参加していただけます。そして“呑み込みが早い”ところが「さすが!」だといつも感心しています。
当院からの指導スタッフも、初年度から担当している町田(AED企画担当)と藤塚先生(エピペン企画担当)、昨年度から参加している星野先生に加えて、今年度よりあらたに小橋先生、増田先生、劉先生の3人が加わりました。

児童や生徒の安全を守るために、学校、消防、そして病院との連携がとても大切になります。
そのひとつの支えになるように、これからは特に若手スタッフに頑張っていただきたいと考えています。

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