“全身性炎症の病態と管理 2016”~名古屋大学 松田直之先生ご講演~

集中治療科・救急科の劉です。

1月に雪の影響で順延となった「第85回地域連携学術講演会」が2月18日に当院博愛館で行われました。名古屋大学より松田直之先生をお招きしてご講演いただきました。
名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学講座教授 松田 直之 先生

 
当科からは劉がβ遮断薬についての当科の取り組みを発表させていただきました。
・一般口演
『集中治療におけるβ遮断薬の役割』
 集中治療科・救急科 劉 啓文

つづいて松田先生から全身炎症の管理についてご講演を拝聴しました。
・特別講演
『全身性炎症の病態と管理 2016』
 名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学講座 教授 松田 直之 先生


全身管理ということをいかにマクロのレベルから想像力を働かせて患者に起きていることの病態をとことん突き詰めることが非常に大切であると感じました。
一言一言に重みがある一方で、軽快に進む松田先生の言葉に聞き入っていまい、気づいた時には1時間20分が経過しておりました。分子レベル、細胞レベルで患者のことを考える。世界レベルの炎症管理につき非常に考えさせられました。
当院集中治療科部長 宮崎先生より質問中・・・

 
講演後は食事会を設けさせていただき、松田先生の小学校から現在にいたるまでの様々な話を聞くことができました。色々な施設の救急の立ち上げに関わり、そして薬理の教師もされていたなどの経歴を伺うことができました。もっと世界の最先端に立つお方に色々なお話しを聞きたかったのですが、時間がたつのは早く、先生を見送りしまいとなりました。

翌日にはMedical Control関連の会議が朝早くからある中遅くまでお付き合いしていただき大変ありがとうございました。
松田教授および関係者の方々には重ね重ね感謝の意を伝えたいと思います。

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