テロ・特殊災害への対応。~CBRNE-MCLSコース~

高橋です。
8月19日に名古屋掖済会病院にて行われたCBRNE-MCLS試行コースおよびその後に行われたCBRNE-MCLS伝授コースに、管理世話人として参加して参りました。
 
<用語の説明>
1.MCLS(Mass Casuality Life Support)
多数傷病者への対応標準化トレーニングコース
2.CBRNE
化学(chemical)・生物(biological)・放射性物質(radiological)・核(nuclear)・爆発物(explosive) のこと。これらによって発生した災害をCBRNE災害と称する。
 
 
今回のコースは、試行コースとして名古屋地域で昨年度開催予定であったものが、のびのびとなっていたもので、本来でしたら本コースが行われる時期ではありましたが、全国でも最後のコースということで行われました。従いまして、試行コースでしたので、受講された方々は、地域の重鎮と言えるような先生方や各種コースの有名インストラクターでいらっしゃるような消防の方々ばかりでしたので、ディスカッションもいずれ自らがインストラクターとして教えることを前提としたような内容が多く、活発な議論がなされ大変面白い会となっておりました。(もちろん、中部地域の皆さんの人柄の良さがあったからこその、楽しい雰囲気であったことが一番ですが)

そして、今回はインストラクターになるための伝授コースも行われましたので、伊勢志摩サミットに向けた愛知地域でのCBRNE-MCLS本コース開催の準備が整ったということになります。予定では11月開催とのことでお伺いしておりますので、また中部地域の皆さんの元気なお姿を拝見しにお手伝いにお伺いできたならと思っております。

コメント

このブログの人気の投稿

新年度集合写真

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

タカラトミーさんが当院を取材