地元のドクターヘリ基地病院にお邪魔しました!

町田です。
ただいま第18回日本外傷学会総会・学術集会に参加のため札幌に来ています。留守番のスタッフの皆様に心より感謝しています。

救急の仕事は地域駐機密着と同時に全国規模での連携が大切になります。そのために年々管理職業務が増えるにつれて全国を回る機会も増えています。(今回も学術集会だけではなくビジネスミーティングにも参加しています。)
その地域に行くとどうしてもその土地のドクターヘリ基地病院を見たくなる・・・そんな衝動にかりたてられます。今までも山梨県立中央病院、公立豊岡病院、市立函館病院などを(勝手に)紹介させていただきましたが、今回久しぶりの基地病院訪問記です。


実は札幌は僕の地元ですが、基地病院である手稲渓仁会病院には一度も行ったことがありませんでした。今回は同院救命救急センター長 奈良先生のご厚意で見学の機会を頂きました。

僕の恩師がこの病院の近くの大学で勤務しており、いつも「駅からヘリが見えるんだよね~」と言っていました。

駅を降りてびっくりです。本当に目の前にドクターヘリがスタンバイしていました!


駅から数分歩いたらすぐに病院に到着しました。
救命救急センターに行くとすでに受付の方と秘書さんが「町田先生ですね」と声をかけていただきました。他の病院を訪問した時も思ったのですが、その病院の最初に対応する事務の方にこのように声をかけていただくことが本当にうれしく感じます。これは当院も見習わないといけないことですね。

手稲渓仁会病院は今は北海道に4機あるドクターヘリのうち道央ドクターヘリの基地病院ですが、試行事業の段階から北海道初のドクターヘリ基地病院として、北海道の空の連携のリーダーシップをとっている病院です。
お忙しい中、奈良センター長に救命救急センターを案内していただきました。
ドクターヘリの運用だけでも北海道は関東と全然異なっています。守備範囲のサイズが全然違いますからね。その土地、病院の体制に応じた運用法に関して詳しく教えていただき、本当に勉強になりました。
僕の知り合い、友人たちもこの病院にお世話になっているかもしれません。地元を守っていただいている力強さとを感じた訪問となりました。ありがとうございました。

☆手稲渓仁会病院救命救急センターホームページ
 → http://www.keijinkai.com/teine/kyumei/


この時期の札幌は梅雨がないはずでしたが、昨日までは天気がいまいちでした・・・しかし、学会最終日は青空が広がっています。当科スタッフの発表も無事に終わり、残すは自分の座長と発表だけになりました。
今回は当院整形外科の先生もいらっしゃっています。一つでも多くのことを学び、そして各科との連携をさらに強化して、さらにレベルの高い外傷診療が提供できるようにしたいと思います。(学会参加の詳細に関しては後日若手スタッフより報告してもらいます!)

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