福知山線脱線事故から10年・・・

病院の裏の通りのハナミズキがきれいに咲き誇っています。ハナミズキの花言葉の意味の一つに「永続性」という意味もあるそうです。



10年前の4月25日は福知山線の脱線事故が起こった日でした。
僕はまだ救急医ではない時代の話で、病院でテレビを見ながら「大変なことが起こった」とただ見ているだけの立場でした。そして救急医の道を進むようになり、その時に現地で活動したり患者さんを受け入れた病院の関係者の方々からたくさんお話を伺う機会がありました。

ゴールデンウィークが近づくと、3年前の4月29日に起こった関越道の大型バス事故を思い出します。この時はまさに当院スタッフが総出でその対応に当たりました。
この時に福知山線脱線事故対応について教えていただいた知識が役に立ったこともあり、また新たな課題も見つかりました。


このような交通機関での事故は時としてたくさんの負傷者が発生することがあります。事故は絶対に起きてほしくないと願っていますが、そのようなことが起こったときに全国どこにおいてもこのような経験を活かせるように永続的な活動が必要だと改めて感じました。
福知山線や関越道など交通災害でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、これからも一人でも多くの命を救うために真摯に災害対応に向き合っていこうと思います。

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