まずは自分の身体から・・・(前橋ドクターカー2月活動実績速報付)

町田です。
 
毎年この時期は体の総点検・・・いわゆる健康診断があります。対象は自分です。
昔の人は「医者の不養生」とはよく言ったもので、今回も前日だけ脂質や糖質を気にするという“あまりにも付け焼刃的”な対応で検診にのぞみました。
 
検便・検尿提出から始まり、血圧測定、体重・身長・腹囲測定、そしてされるのがとても苦手の採血(自分の血が怖い・・・)と進み、続いて胸部レントゲン、心電図、聴力・視力検査、そして最後に上部消化管内視鏡(胃カメラ)と進みました。
胃カメラ・・・これもとても苦手です。いつも涙を流しながら受けていますが、いつも丁寧な説明を受けながら検査を受けていると“自分が医師という職業を忘れて真剣に自分の身体のことを気にする一人の人間”になっていました。検査を受けながらとても素晴らしい患者対応の見本を見せていただきました。
 
医師の生活はいろいろな意味で健康的とは言えませんが、一番気にしていた体重・腹囲の増加がなかったことはかなりうれしかったですね。また胃の中もきれいで、視力も回復傾向にあり、そろそろ10の位が1つ大きくなるまで1年を切った自分に対して“まだまだ頑張れる”という自信をもてました。診る医師の元気がなければ患者さんも心配になりますよね!
救急外来を受診する内因性疾患(ケガではなく病気)の重症患者さんも、よくよく話を聞いてみると以前からその病気の前兆のようなものがあることが多いものです。どんな病気も早期発見、早期治療が大切です。そのためにこのような定期健診の存在はとても重要ですね。
 



☆前橋ドクターカー2月活動実績☆
(ドクターヘリ補完事業)
 
〇要請:3件
〇出動:3件
 ・救急現場 2件
 ・キャンセル 1件
 
<搬送先病院>
 ・ 1名 :群馬大学医学部附属病院
 ・ 1名 :伊勢崎市民病院
 
<疾患分類>
 ・外傷:1名
 ・内因性疾患:1名



2月のドクターカー要請は3件だけでした。
ドクターヘリの補完事業であるために、日没時間が長くなってドクターヘリの待機時間が長くなる分、ドクターカーの運行時間はかなり短くなります(今は1時間もありません)。また強風による群馬ヘリポート待機が多く、ヘリスタッフが病院待機していないためドクターカー切り替えができないことも影響しています。

今日は健診終了後に雑務があったためCSの隣でずっと仕事をしていましたが、ヘリクルーが群馬ヘリポート待機中に前橋市内直近からの要請がありドクターカーの対応をしました。群馬県はドクターヘリ以外に病院前に出動する手段をそれぞれ持ち合わせており、当院がいかにセカンドチームを配備させておくかが大切だと感じてました。

コメント

このブログの人気の投稿

新年度集合写真

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

タカラトミーさんが当院を取材