2017年3月29日水曜日

新潟県に2機目のドクターヘリが導入されました!

今年度は10月に宮城県、12月に鹿児島県(2機目;奄美)、2月に愛媛県、そして今月初旬に奈良県でドクターヘリが導入されました。
そして本日より新潟県に2機目のドクターヘリが導入されました。基地病院は長岡赤十字病院です。長岡赤十字病院とはずっと前から災害医療など様々な分野で積極的な交流を行っており、今回のドクターヘリ導入にあたっても当院も医師、看護師の同乗研修で協力させていただきました。
(長岡赤十字病院ホームページより)
これで今年度末までに41道府県51機のドクターヘリが日本に配備されることとなりました。
日本のドクターヘリの配備状況
(HEM-Netホームページより)

群馬県は北部に山々がそびえたっていますが、その山の向こう側は新潟県です。
県北部の山々の向こうは新潟県です!
新潟に2機目のドクターヘリが配備されることを前提に、すでに群馬県と北隣の新潟県、南隣の埼玉県の3県でドクターヘリ広域連携に関わる協議が始まっています。すでに新潟県と群馬県を結ぶ関越自動車道のトンネルにおける事故については県境を挟んだ消防本部とドクターヘリで件を超えた活動ができるようになっており、今回のヘリ導入によってさらに話し合いが加速する予定です。
この円の重なりを見て広域連携を組まない理由が見当たりません!
(点線円が新潟県ドクターヘリ2機目のおおよそ20分圏内)
3県の知事同士がすでに手を組んでいます!

新潟大学を基地病院として運航している1機目と同様に、2機目のドクターヘリも新潟県や近隣県の希望の翼として活躍することを心より願っております。

2017年3月28日火曜日

白戸先生、伊藤先生、土肥先生、錦見先生、神徳先生、近藤先生ありがとうございました!~

3月ももう終わりになります。この時期になると新年度に向けて人の入れ替えが多くなる時であります。
集中治療科・救急科でも6名のスタッフとお別れすることとなりました。ささやかではありましたが3/24に群馬らしく焼肉屋で送別会を行い、当科での研修の労をねぎらうとともに新たなる旅立ちの門出をお祝いさせていただきました。


白戸先生は3年間の後期研修の間にERリーダー、ICUリーダーからフライトドクターまで到達し、また熊本地震の際は熊本赤十字病院の支援にも出動しました。
伊藤先生も2年間にわたって当科のER,ICU、そして病棟の患者の入院管理まで、患者やスタッフとのコミュニケーションを大切に取り組んでくれました。
土肥先生、錦見先生は1年間、神徳先生、近藤先生は半年間でしたが、それぞれが持ち前の知識・技術と個性を発揮して当科や当院のみならず、群馬県の救急医療のレベルアップのために貢献していただきました。


元の病院に戻る人、新天地に向かう人、それぞれが新年度から別々の道を歩むこととなりますが、当科で学んだことを生かしてさらなる活躍を心から願っております。
そしてまたいつかどこかでご一緒できることを楽しみにしております。いつでもまた遊びに来てください!

2017年3月27日月曜日

自然の力の恐ろしさ・・・~栃木県雪崩事故~

本日朝8時半頃に栃木県の那須温泉ファミリースキー場で発生した雪崩事故において、夜になって7名の生徒と1名の教員の尊い命が失われたというとても残念なニュースが入りました。
8名の方々のお悔やみを申し上げるとともに、けがをされた方々の1日も早い回復を心より願っております。

昨日から今日にかけて群馬県境近くの山々に多くの雪が積もりました。
明日からまた気温が上がるとのことで雪崩発生の危険が高まるようです。
自然の力は偉大であり、人の力では到底かなうものではありません。
だからこそ明日以降も特に山間部にお出かけする方は、十分気を付けてください。

2017年3月26日日曜日

『第21回エンドトキシン血症救命治療研究会』に参加しました。

小橋です。
遅くなりましたが、2/10-/11にかけて、「第21回エンドトキシン血症救命治療研究会」に参加してきました。


「エンドトキシン」は細菌の壁を構成する糖の一種ですが、体内に存在することで発熱など様々な生体反応(免疫系の賦活化)を引き起こします。

当院でも重症敗血症(特に下部消化管穿孔)の患者さんに対してはエンドトキシン吸着療法を行うことがあります。最近では、敗血症に限らず、間質性肺疾患に対しエンドトキシン吸着療法を行うこともあります。まだ、病態の解明が進んでおらず、エンドトキシン血症をどのようにコントロールするか様々な研究が行われています。


当科からは私のみが発表を行ってまいりました。
『関節リウマチ関連間質性肺炎急性増悪に対してPMX-DHPおよびVV-ECMO を導入し救命しえた一例』


かなりマニアックな研究会ですが、エンドトキシンの世界(?)では有名な先生方が数多くおられ、また、救急分野の先生も多数参加しておりました。
エンドトキシンとバイオマーカーについて、エンドトキシンと免疫についての発表など、臨床ばかりの自分にとっては???。勉強不足ですみません、といった基礎医学の発表も多かったのですが、全体的にはとても勉強になりました。

2017年3月24日金曜日

「日本赤十字社 原子力対応基礎研修会」に参加しました。

小橋です。
222日に「日本赤十字社 原子力対応基礎研修会」に参加してきました。

放射線災害は原子力発電所の近くでしか起こらないと思いがちですが、実はテロ事件などに放射性物質が使用される可能性はゼロではありません(詳しくは、「dirty bomb」で検索してみるとよいと思います)。

本研修会は「救護班要員等が、放射線環境下での救護活動に安全かつ安心して従事できるよう放射線や緊急被ばく医療体制等にかかる基本的知識及び放射線防護資器材の使用方法を習得する」という目的で、年1回程度、新宿の日本赤十字社東京支部で開催されています。
日本赤十字社東京都支部
災害時に救護班として活動する医師・看護師・事務員は放射線に対する知識はほとんど持っていません(もちろん、放射線技師は専門知識を持っています)。福島第一原発事故のような放射線災害時でも救護員が安全に救護活動を行い、被災者に支援活動を行えるようにするため、2014年からこのような研修会が行われるようになりました。


今回、当院からは私以外に看護師2名、事務員1名、放射線技師1名が参加しました。

講義では「日本赤十字社の原子力災害への取り組み」「災害救護活動における放射線防護の基礎知識」「原子力災害時の救護班活動と緊急被ばく医療アドバイザーとの協働」について、また、放射線防護資器材、サーベイメータ・個人被ばく線量計の使用方法などについての実習を通し、原子力災害への理解を深める、とった内容でした。

福島第一原発事故のときは、救護員が線量計を持ち、20km圏内での救護活動を行っていたそうです。当時も救護活動前に救護班にレクチャーを行い、放射線に対する正しい知識を身につけてから現場に行ったそうです。

現在、日本赤十字社では「原子力災害における救護活動ガイドライン」を定めており、また有事の際は「緊急被ばく医療アドバイザー」を配置することで、様々な助言を受けながら救護班が安全に活動できるようにしているとのことでした。

これからもこのような研修会に積極的に参加し、災害に対する知識を身につけていければと思います。

2017年3月23日木曜日

「1day-MIMMS群馬コース」に参加しました!

皆さんお疲れ様です。暖かくなってきた今日このごろ。。。
絶賛花粉症と格闘中の前橋赤十字病院救急科内海です。

平成2933日に当院で開催された1dayMIMMSに参加してきました。
MIMMSとはMajor Incident Medical Management and Supportの略なんですが。。。と長すぎて僕もネットでコピペするくらいの正式名称。。。。
MIMMS日本委員会ホームページより
http://www.mimms-jp.net/index2.html

なので。。大災害時の医療にかかわる警察や消防・救急・医療機関などによる対応を座学、机上訓練などで学ぶコースと認識してもらえばいーかなーと思います。

参加者はコースの目的通り医療関係者だけでなく、警察・消防の方も多数参加してました。

コースの流れとしては、まずは座学、その後実際に起きた現場を想定した机上訓練を行うものでした。

コースに参加した感想は、やはり大事なことは『CSCATTT』を実行することで、事故発生から患者を病院へ搬送するまでスムースに行うことができるのでいつでも『CSCATTT』を忘れないことだなと思いました。

個人的におもしろかったのは、災害が起きた時に警察と消防のどちらが指揮を執るのかを机上訓練の時に牽制?しあっているところで実際の現場でもこのようなことがおこるのかなーという印象でした。

またインストのある先生から家庭においても『CSCATTT』が非常に大事だというありがたいお話があり、今後これについても実践していければと思いました。

今回1-dayMIMMSに参加して、大規模災害はいつでも起こる可能性があり、常にこうしたことをトレーニングしていくことが大切だと思いました。

以上 内海からでした。

~~~~~

毎年3月第1週に開催されている「MIMMS群馬コース」は、初日に1day-MIMMSコース、2,3日目にHospital-MIMMSコースで構成されています。
Hospital-MIMMSコースについては、3/13の本ブログで劉先生から報告させていただいています。
http://drheli-gunma.blogspot.jp/2017/03/hospital-mimms.html

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